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羽毛ふとんのリフォーム診断

 

昨日はさいたま市浦和区より羽毛ふとんのリフォームをご希望のお客様がご来店。

 

お仕事の忙しいお嬢様のN様に頼まれお父様がご来店でした。

 

お嬢様が10年ほどお使いだったとの事でしたので診断させていただきました。

 

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ボリュームが無くなり偏りもございました。

 

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絹交生地の為、所々破け生地から羽毛が出てきている状態。

 

シルクの生地は高級ですが弱いので長く使用するとこのような事が起きやすいです。

 

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中身を取り出してみると油脂分と汗で玉状に固まっている状態。

 

元々はグースダウン95%なのでかなりの高級品であると思います。

 

私の見立てでは10年以上ご使用しているように思われました。

 

もしくはお子様やペット(ワンちゃんネコちゃん)と一緒に寝ていると

 

このようになることもございます。

 

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しかしながら、元々のダウンが大きいこととファイバー(ちぎれた羽毛)が

 

少なめでしたのでリフォームは可能と診断させていただきました。

 

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お父様は「買った方が安いかな?」と思われたようでした。

 

確かに値段だけ考えると世の中では安く買えるものもございます。

 

元々の質が良くないものであれば買い替えた方が良いかもしれませんが

 

元々が良いものは判断が難しいです。

 

その為、私のような羽毛診断士をご利用いただければと思っております。

 

お父様にもダウンや生地の違い。羽毛ふとんの現状。

 

更にリフォームの工程などもお話させていただき、その後お嬢様と連絡。

 

お嬢様のご希望は足し羽毛はしないで洗浄後の羽毛だけで仕上げる。(合い掛け位)

 

生地は40ツイルとゴアテックスで悩みましたが元々が絹交なので

 

ゴアテックスをお選びいただきました。

 

お父様も自分だけの判断で決めるわけではなかったので色々とお気遣いいただきました。

 

少しお時間もかかってしまいましたが納得してからご注文を承りたいためご了承ください。

 

お父様ありがとうございました。

 

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吾輩は猫である。名前はまだない。どこで生れたか頓と見当がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。