昨日午前中、ご来店いただいた川口市のM様。
羽毛ふとんのリフォーム診断。
以前お使いになられていた羽毛を
もったいないのでお客様用にリフォーム出来ればと
ご相談。
診断した羽毛がこちら
某有名海外家具メーカーの二枚合わせ羽毛。
あまりに薄くなっているので、
かなり傷んでいると思いました。
中身を取り出して見たのがこちら
痛んでいたのではなく、
もともとの中身の問題でした。
羽毛ふとんと呼ぶに値しないぐらいの商品。
フェザーがほとんどでした。
ダウン率50%以上は羽毛布団と
うたっても大丈夫ですが、
はたしてこれはどうなのでしょうか?
寝具を長年販売している私としては
怒りを覚えるくらいの品。
もちろん値段は安かったとのお話ですが、
これを「羽毛布団」として販売するのは
考えられません。
このようなものを羽毛布団とうたうので、
消費者の方が「羽毛ふとんが安くなった」と
勘違いするのです。
今、羽毛の原料が少なくなっており、
本物は高騰しています。
M様には「リフォームでお金をかけるのは・・・」と
はっきりとお伝えし、M様もご納得。
当店にて処分させていただく事となりました。
M様はその分、お悩みになられている
敷ふとんやまくらの為にお金をかけると
いうことになりました。
ご夫婦でお試し貸し出しをご利用することに
なりました。