昨日のS様のリフォーム診断の続きで、ご主人の分のご紹介。
ご主人は寒がりという事でふくらみのあるマザーグース95%の羽毛ふとんをお買い上げ頂いておりました。
ご主人も使用期間が長いようでダウンボールは元々大きいのが解りますが、やはり玉状に固まりつつありました。
嵩高も無くなってきておりますがリフォームすれば新品同様に間違いなく蘇ります。
ご夫婦でも感じ方や好みは違うのでそれぞれに合わせた羽毛ふとんへのリフォームを承りました。
本日もさいたま市からS様ご家族がご来店され、リフォーム診断を致しました。
しかしながら、カバーの中で羽毛が出てきているような状態。
カバーを外し、中身を取り出して診断させていただきました。
残念ながら羽毛がかなりちぎれてしまい、ダウンの形が無くなっておりました。
〇塚家具のマザーグース95%の表示でしたが使用年数は7、8年位との事。
本当にマザーグースだったのかと疑うほどダウンが小さかったです。
また、クイーンサイズにもかかわらず、1,2kgしか入っておりませんでした。
S様はシングルに作り替えることが出来ればと思っていたようですがこの分量だとシングルに直しても足し羽毛が必要。
さらに羽毛の痛みがあるので足し羽毛の量も増える可能が。
さらにクイーンサイズの解体分の費用も少し増えます。
S様には正直に「リフォームするとこのくらいはかかりますが、費用対効果を考えるとあまりお勧めできない」とお伝えしました。
どのようにするかはお客様の判断におまかせしておりますのでご検討いただくことになりました。
ご家族もお子様を含め4人。
新しい羽毛を揃えることも考えているとの事でしたので、「長く使うものだからゆっくりとご検討ください」とお伝えしました。
せっかくご来店いただいたので羽毛ふとんの価格(中身・生地・キルト)の違いや注意点をお話させていただきました。
どちらで買われるせよ、失敗してほしくないですからね。